1st WORLD HAPPINESS REPORTは一読の価値があります。158ページの冊子で無料でこちらからダウンロード出来ます。
このレポートは4/2の国連の幸せについての会議のためにコロンビア大学Earth Instituteが作成したものです。
最も幸福度が高い国は、デンマーク、ノルウェー、フィンランド、オランダなど北欧諸国、逆に最も低い国はトーゴ、ベニン、中央アフリカ共和国、シエラレオネなど。
幸福度に影響を与えているのは、富だけではありません。トップと最下位の国を比較すると、政治的自由度、強い社会的ネットワーク、腐敗のないことが、所得よりも大切なようです。
個人のレベルでは、肉体的精神的健康、信頼出来る人、仕事の安心感、安定した家庭状況などが大切。
目次は以下のように構成されています。
1. Introduction
PART I
2. The State of World Happiness
3. The Causes of Happiness and Misery
4. Some Policy Implications
References to Chapters 1-4
PART II
5. Case Study: Bhutan
6. Case Study: ONS
7. Case Study: OECD
このレポートでは、持続可能性と幸せとの関係について、以下のように説明しています。
2012年6月20日~22日(金曜日の3日間、リオデジャネイロ(ブラジル)において、「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が開催されます。本レポートでは、リオ+20で採択されるであろうSustainable
Development Goalsには以下の4つの柱がある、と説いています。
1) end extreme poverty by 2030 2030年までに極貧を壊滅する。
2) environmental sustainability 環境のサステイナビリティー
3) social inclusion happiness for all ソーシャルインクルージョン(すべての人の幸せ)
4) good governance よいガバナンス、 それは手段であるだけではなく、それ自体が目的でもある。自分自身の生活を形作り、政治的参加と自由がもたらす幸せを収穫することを援助するからである。