アップル 勝利の法則は続くか

28日に発売されたiPadのマスコミの注目度は異常なほどですね。

 

日経ビジネス5月31日号もiPad特集。この中で私が一番興味を持った記事は「アップル 勝利の法則は続くか」(pp 32-35)。

 

アップルは8期連続の増収増益、株価時価総額はついにマイクロソフトを抜くという破竹の勢い。

 

「iPod, iPhone, iPadは決して最先端の技術を採用しているわけではない。汎用の電子部品を組み合わせて設計して中国などに工場のあるメーカーに生産委託する」(p.33)

 

「技術的に最先端で、かつ楽しく直感的に使える製品をつくる。そのために常にテクノロジーとリベラルアーツ(人文科学)が交わる場所にいることを意識してきた」とジョブズはiPadの発表会(1月)述べている。(p.33)

 

アップルの「勝利の法則」は、逆に

 

たとえ最先端の技術がなくとも、既存の技術の組み合わせ、技術と人文科学を総合する鳥瞰的な視点からのデザインとヒューマンインターフェイスにより、グローバルな躍進の可能性がある

 

ことを示唆している、と私は読みました。

 

ちなみに私自身は1990年代の初めから20年間マックオンリーのユーザー。iPhoneは使っていませんが iPadは興味津々。