創造性、訓練、精神病−Fredrk Ullén教授

Dagens Nyheter紙がフレドリーク・ウレンさん(42)とのインタビューを掲載している。

 

ウレンさんは、脳科学者とピアニストの2つの職業をこなす。カロリンスカ医科大学、ストックホルム音楽大学、シベリウス・アカデミーで同時に学んだそうだ。

 

ピアニストとしては、すでにSorabji, George Flynn, György Ligetiなど8枚のCDを出している。このサイトで試聴出来ます。

 

脳科学者としては最近カロリンスカ医科大の認識神経学の教授に任命された。脳が音楽をどのように扱うかが研究分野だ。精神病と創造性の関係についての研究は最近世界的に注目されている。

 

ウレン教授は創造的行動にはアイデアの創出と訓練の両方が必要、と説く。

 

たくさんのアイデア、代替案を創出することは大切だが、それらを処理し、完成させる訓練も不可欠。精神病だとアイデアや代替案を処理して完成させることが出来ない。

 

ハンガリー人のチェロ教師の妻、2人の娘の4人家族。クルマの免許は持たない。「免許のために教習所に行く魅力を感じない」そうだ。

 

一度お会いして子どもの創造性の育成について意見交換をしてみたいものだ。