有能な外国人を吸引するシンガポール

日経の記事〈外国人CEOがけん引するシンガポール〉が目にとまりました。

 

シンガポール取引所(SGX)がオーストラリア証券取引所(ASX)の買収計画をぶち上げた。ASX全株式を総額約84億豪ドル(約6680億円)で取得し、SGXと統合させる予定という。SGXのCEO, MAGNUS BÖCKER氏はスウェーデン人。他にもシンガポールで活躍する外国人経営者が多いという。

 

「人口約500万人の小国で、国内の人材が豊富でないとの事情もあるが、有能であれば国籍にこだわらない。(中略)

 シンガポールでは事実上の一党支配体制が続く中、政府が経済建設にまい進し、アジアのビジネスセンターを構築した。だが現状に満足はしてい ない。興隆するアジア経済の活力を取り込み、センターとしての基盤をさらに強化する構えだ」と日経の記事は結んでいます。

 

リチャード・フロリダの3つのT(Technology, Talent, Tolerance)をシンガポールでも改めて確認です。