映画〈幸せの経済学〉

映画〈幸せの経済学〉が現在関東でも公開中で好評のようです。

スウェーデン生まれの監督Helena Norberg-Hodgeさんが来日中です。

ぜひ見たい映画ですね。以下は映画のサイトからの情報です。

 

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■映画「幸せの経済学」あらすじ
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これまで世界では、国の豊かさを測る指標として 「GNP(国民総生産)」などが
使用され、 経済成長を遂げることが豊かな国の定義だと信じられてきました。
しかし近年、ブータン先代国王が提唱した「国民全体の幸福度」を示す指標「
GNH」(国民総幸福 H=Happiness)など、自然の豊かさや心の豊かさなどを考
慮に入れた指標が数多く提唱され、「モノではない豊かさ」について 多くの人
が関心を持ち始めるようになりました。 この映画は、「開発」という名の近代
化・消費文化の波に翻弄される ラダックの人びとの姿を追いながら、世界中の
環境活動家たちが グローバリゼーション・社会構造の問題点と「本当の豊かさ
とは何か」について紐解いていく内容です。 その中で監督のヘレナさんは、
ローカリゼーションの促進が、 切り離されてしまった人と人、人と自然とのつ
ながりを取り戻し、 地域社会の絆を強めていくと語ります。 実際に世界では持
続可能で自立した暮らしを目指すコミュニティ構築が 広がりつつあり、映画の
後半では、そのムーブメントの事例を紹介しています。既存の世界経済体制が
限界を見せ始め、新たな社会のあり方が模索される中、 持続可能で幸せな暮ら
しをどう作っていくべきなのか。 そのヒントは、土地の自然や人との繋がりか
ら生まれた日本の伝統文化の中にも あるのではないでしょうか。 この映画は様
々な気づきを我々に与えてくれるでしょう。

 

<ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ>
スウェーデン生まれ。ISEC(International Society for Ecology and Culture)創設者、代表。世界中に広がるローカリゼーション運動のパイオニア。1975年、言語学者としてインドのラダック地方に入り、ラダック語 の英語訳辞典を制作。以来、ラダックの暮らしに魅了され、毎年ラダックで暮らすようになる。そしてラダックで暮らす人々と共に、失われつつある文化や環境 を保全するプロジェクトLEDeGを開始。この活動が評価され1986年に、もう一つのノーベル賞と知られるライト・ライブリフッド賞を1986年に受 賞。著書「ラダック懐かしい未来(Ancient Futures)」は日本語を含む40の言語に翻訳され、世界各国で高い評価を得ている。

* ISEC: http://www.isec.org.uk/
* 幸せの経済学HP: http://www.shiawaseno.net/