父親の育休の消化−父親月の影響

ISF(Inspektionen för Socialförsäkringen)は7日両親保険の改革の男女共同参画への影響についての報告書を公表しました。

 

スウェーデンでは両親保険で480日の有給育児休暇(約80%の所得)が保証されています。

スウェーデンでは育児休業日数総数の22%、約4分の1を男性が取得しています。(2009)

 

1995年からはこのうち1ヶ月は父親しかとれない〈父親月〉とされ、 2002からは父親月が2ヶ月に延長されました。

 

さらに、2008年からは〈男女平等ボーナス〉が導入されました。育休を男女平等にとるカップルには、1日50クローナ、最大 13.500クローナの非課税のボーナスが支給される制度です。

 

ISFの分析によれば、〈父親月〉の導入により、育休期間を延長した父親は増えたことが確認されました。しかし、男女平等ボーナスの影響は今のところ確認出来ないとのことです。