スポーツ・イベントの社会経済的意義ーフィンランド

フィンランドでは現在アイスホッケーの世界選手権大会が開催中で、ヘルシンキでは引き続き大きなスポーツイベントが予定されている。

 

アイスホッケー世界選手権大会 (2012年5月4-20日)

陸上欧州選手権大会 (2012年6/27-7/1)

 

ヘルシンキ地域には合計15000ベッドのホテルがあるが、すでに価格の高騰がみられるとのこと。

 

フィンランドのスウェーデン語の日刊紙HufvudstadsbladetがKaupunkitutkimus調査会社に依頼した調査結果によれば、アイスホッケー世界選手権の開催は、大会そのものの収支に拘わらず、社会経済的意義はプラスである。Kaupunkitutkimus社のSeppo Laakso氏は同紙上で、「とくに複数のイベントが開催されるとイメージアップに繋がり、海外からのゲストが増加する。スポーツのイベントは音楽イベントよりも効果が大きい」と述べている。