スウェーデンの政治家の高校の成績

スウェーデン教員組合は最も影響力の大きい政治家49人の高校の成績を発表した。

 

これによれば、平均の成績は3.8(最高は5.0。スウェーデン人のすべての平均は3.2)。トップはAnnie Lööf産業大臣(5.0)。最低はMagnus Sjödin(スンズバル市市議会議長、2.1)であった。

 

同サイトで、研究者のJenny Madestam女史は、スウェーデンでは、長い戦後の社会民主党政権の影響もあり、政治家にも人間味が重視されている、とコメントしている。あまり成績が良すぎると、〈ガリ勉で他に何もしなかったのか〉と懐疑的にみられる、という。逆にアンデシュ・ボリイ財務大臣の数学の成績は1であったが、その後頑張って成功した、と評価される。

 

Jenny Madestamさんによれば、欧州でもフランスやドイツでは政治家に高い教育水準が要求される。スウェーデンの事情とは大きな違いがある。