8月30日にスウェーデン北部キルナの駅が移転されました。
キルナには欧州最大クラスのLKAB社の鉄鉱山があることで有名です。
キルナの鉄鉱石は20世紀初頭から採掘が始まり、1950年代からは地下採掘に移行しました。
現在の主な鉱床は地下1045メートルで1365メートルの鉱床も2017年に完成予定です。
しかし地下採掘の影響で地盤に亀裂が入り始め、2018-2020年にはキルナの中心部の一部も移転が必要とLKAB社は予測しています。
今回のキルナの駅の移転はこのような背景で、約1.5km北に仮移転されました。