深刻なNIPPONの子どもの貧困率 by 国民生活基礎調査

7月15日に厚生労働省が公表した平成25年国民生活基礎調査の概況によれば、依然深刻な子どもの貧困の状況が明らかになっています。

 

相対的貧困率は16.1%。子ども(17歳以下)の貧困率は16.3%。

〈子どもがいる現役世帯〉のうち、大人が一人の世帯員では54.6%の貧困率。

 

Growing Unequal(OECD, 2008)によれば、働くシングル親(シングルマザー+シングルファーザー)の子どもの貧困率は、日本はOECD諸国中最悪で58%(2000年代半ば)。つまり10人中6人の子どもが貧困、ということでした。