教育現場では、非正規雇用問題、フリーターやワーキングンプア問題を
深刻に受け止めています。
そのためにキャリア教育も熱心に議論、導入試行されています。
たとえば、私自身がやっていることの事例ですが、以下のようなものが
あります。
0)オンリーワンとしての自分の能力や知恵を磨く
1)キャリアプラニングについて、たとえば最近では以下のような本を
読み、参考にしてもらう。
『いまの仕事で本当に幸せになれますか』
『働くって何だ 30のアドバイス』
『働く理由・99の名言に学ぶシゴト論』
『自分で奇跡を起こす方法』
2)インターンシップ、フィールドワーク、ボランティア活動の奨励
3)外部講師による特別講演 (たとえば12/15は生越玲子さん
の『ホイスコーレ札幌物語』)
ただ、現在の学生にとっては、少なくともわれわれの時代には経験する
必要のなかった大きな負担であることは確かですね。
私たちの時代には、基本的に大学を出たら、どこでも好きなところに就
職できました。大学時代にキャリア教育などと聞いたことはなかったで
す。
学生にとっては、他にも、趣味、恋愛、クラブ活動等々やりたいことが
一杯あるのに、その上キャリアプラニングは大変です。
東京杉並区和田中の藤原前校長の講演の感想でも書きましたが、学校が
すべてを解決するのは無理で、地域も出来るだけ参加して頂いて「ネッ
トワーク」型の問題解決を志向すべきでしょう。