The known universe by AMNH

NYCのAmerican Museum of Natural Historyが12月にアップロードして300万近くのヒット数があるこのビデオをご覧になってみて下さい。宗教的ともいえる∞の宇宙の神秘さに圧倒されます。 

この動画のソフトを開発したのは、スウェーデン・ノルチョーピングにあるSCISSという会社だそうです。北欧からは Skype, Linux等を挙げるまでもなく、世界で活躍しているソフトやアプリケーションが多く出ています。

「IT産業で日本は欧米企業に負け、多くの分野でアジア新興国にも負けた。しかし、それはIT産業が、日本の得意なものづくりの技術よりも、社会制度の開放性やシステムやソフトの設計技術によって成り立つ産業分野であるからである」と私の尊敬する元上司、土居征夫氏は述べておられます。

ノルチョーピングは北欧のカルチャーナイトの発祥地の一つで、私は出来れば今年9月の現地のカルチャーナイトに行ってみたいと思っています。その時にはぜひSCISS社も訪問し、社会制度の開放性とシステムやソフトの設計技術の関連性についても伺ってみたいものです。

以下はこのビデオの説明です。

The Known Universe takes viewers from the Himalayas through our atmosphere and the inky black of space to the afterglow of the Big Bang. Every star, planet, and quasar seen in the film is possible because of the world's most complete four-dimensional map of the universe, the Digital Universe Atlas that is maintained and updated by astrophysicists at the American Museum of Natural History. The new film, created by the Museum, is part of an exhibition, Visions of the Cosmos: From the Milky Ocean to an Evolving Universe, at the Rubin Museum of Art in Manhattan through May 2010.

Data: Digital Universe, American Museum of Natural History


Visualization Software: Uniview by SCISS