昨日大阪(枚方)の付属高校、中学校に行き、授業参観、先生方との意見交換をする機会がありました。
「ほめ達人」の件を話題にしたら、先生方のコメントは以下のようなものでした。
・今のお母さんは一般的に子どもをほめることしか知らない。
・叱ることは学校の責任とお母さん達は考えている。「そのために授業料を払っている」
・しかし、実際に叱ることはさまざまで複雑な問題があり、容易ではない。
つまり、お母さん達は「ほめ達人」だということです。
しかし、疑問が残ります。
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ユニセフが3年前に発表した先進国の15歳児の意識調査では、孤独を感じるという子供の比率が日本が断トツで高かったこと。
また、昨年、日本青少年研究所が日本、中国、韓国、米国の小中高生を調査した結果、「自分はだめ人間」と思う生徒は日本が最も多かったこと。
「ハーバード大への日本からの新入生は1人だけ」との記事がありました。最近は「海外に出
かけずウチにこもり始めた若者」が多いのです。大学生の65%は「日本の将来に夢や希望が持てない」と思っている(フィデリティー投信調査)との結果も最近目にとまりました。
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このようなデータを「ほめ殺し」とどのように相関させられるのでしょうか。
昨日ある付属幼稚園の先生が、「結果ではなく、努力のプロセスをほめるようにしている」と話しておられました。
ほめることも奥深く、また色々調査してみたいものです。
皆さんはどうお考えですか。