韓国企業の世界市場での活躍が、日本企業の苦戦の反面目立ちます。
97-98年のIMFショックで「存続不可能な企業は市場から強制退出させ、上位三十大財閥の半分以上が破綻・解体された」「企業のリストラも激しかった。収益至上の能力主義を導入し、事業の選択と集中を断行」(9日日経朝刊の記事からの引用)
同日の別の日経の記事によると韓国の成功の秘訣は「パリパリ」経営。
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直訳すると「早く早く」。日常生活で頻繁に使う表現で、せっかちな韓国人の気性を端的に表す。「まずやってみる」「走りながら考える」という「パリパリ経営」は急速に変化する時代に適合しているようだ。
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そのとおりだと思いますね。クルツベイルによれば、21世紀の技術革新のスピードは 20世紀の200倍。2010年1年は20世紀の200年分に相当します。石橋をたたいている間に技術や経営環境はどんどん変化して行きます。重要な方向を見定め、「パリパリ」で試行錯誤、しかない時代なのでしょう。