移民/外国人の受容度の高まり(スウェーデン)

ヨーテボリ大学のMarie Demker教授らの調査によれば、スウェーデン人の移民/外国人の受容度は下がるどころか高まっており、好意的になってきている。

 

「スウェーデンには外国人が多すぎる」と答えた人は1993年には52%いたが、2009年には36%に減少した。

 

総論賛成、各論反対はどの国にもみられる。そこで、この調査では「家族が外国からの移民と結婚するのはいやか」と尋ねている。「いや」、と答えた人は1993年の25%から、2009年には12%に下がった。プライベートでもスウェーデン人の外国人、移民の受容度は高まっている。

 

欧州の他の国、そして北欧の他の国では事情は同じではない。アンチ移民の動きも高まっている。

スウェーデンにおける移民/外国人の受容度が高まった政策などの背景は詳しく学ぶ価値がありそうだ。

 

Marie Demker教授の調査結果の詳細は6月に刊行される報告書Nordiskt ljusに収録されるそうだ。