社会的企業・起業セミナー

北海道地域再生推進コンソーシアム主催の社会的企業・起業セミナーに参加しました。

 

150人の会場は満席、まさしく老若男女、さまざまなスタイルの出席者で、社会起業への熱気と意欲に満ちあふれていました。

 

今日の主な感想は以下の2点です。

 

・社会的企業・起業に対する関心を点から線、そして面に拡大する必要があります。そのためにはコーディネータ、つなぎ役が大切になります。これまでの終身雇用制の日本では、コーディネート、つなぎ役が出来る人材が少数でした。しかし、雇用形態の変化と共にそのような人材も増加しています。今日のパネリストにお一人小林薫信さんは、「転職を重ねサラリーマンとしては失格、30歳で起業した」とお話されていました。このような横断的な見方が出来るつなぎ役こそが大切な時代です。HITのような主催団体にもつなぎ機能が期待されます。

 

・今日のセミナーのチラシには〈北海道発・起業文化の創造〉とありました。

北海道・札幌はこれまでも日本のテストマーケットでした。商品やサービスが札幌で売れたら日本で売れる、との考え方です。

 

社会的企業・起業の分野でも日本のテストマーケットになってほしいもの、と期待しています。社会的企業・起業をテストするために全国、全世界から北海道に人やアイデアが集まってくる。そんな環境が出来るとすばらしいですね。