NYTimes ネット版がスウェーデンの男女共同参画についての大きな記事を複数掲載している。
"In Sweden, the Men Can Have It All."
ビルギッタ・オルソン欧州担当大臣はこう表現している。「キャリアと責任ある父親の両方をこなす−新しい男性像はより包括的」
日本も含め他の先進国ではまだThe Women Can Have It All, すなわち女性が仕事と家庭を両立出来ることが自明ではない。スウェーデンでは女性にとってそれは自明であり、今は男性にとってキャリアと父親の責任が果たせる環境が問われている。NY Timesは「未来の先取りが垣間みられる」、と表現している。
In perhaps the most striking example of social engineering, a new definition of masculinity is emerging.
社会工学の最も印象的な例は、男性らしさの新たな定義が生まれつつあることだ、ともNYTimesは報じている。
現在スウェーデンの法律では育児休暇のうち2ヶ月は父親しか取れないが、9月の総選挙に社民党が政権に戻れば4ヶ月に倍増される可能性がある。