北海道生産性本部の調査結果によると、今年の北海道の新入社員は、終身雇用、年功志向で全国平均と比べても保守性が明らかとのことです。下のような意見を持つ新入社員が北海道では全国よりかなり高い。
・出来るだけ転職しないにこしたことはない
・今の会社に一生勤めようと思っている。
・業績や能力よりも年齢・経験を重視して給与が上がるシステムを望む
上のグラフは〈仕事の手順は細かいところまで決めておいて欲しい〉と望む新入社員の比率ですが、北海道と道外では大きな差があります。
〈社内で出世するよりは自分で起業して独立したい〉新入社員は全国的に減少していますが、北海道はそれ以上に減少しています。
自分で望んでも一生同じ会社に勤められるとは限らない時代です。年功序列はNIPPONのカイシャから消滅しつつあります。北海道の新入社員はこの現実を理解しているのでしょうか。
北海道の置かれた働く環境が厳しいからこそ、今改めてフロンティア・スピリット開拓精神を取り戻してほしいものです。