今夜のNHK クローズアップ現代の〈プロボノ ~広がる新たな社会貢献のカタチ~〉は大変興味深い特集でした。
弁護士、研究職、コンサルタント、金融、広告の専門家などで仕事のスキルを生かして社会貢献をする若者が増えているそうです。
その動機は、たとえば以下のような事情のようです。
・仕事上ありがとうの言葉を聞くことが無い(フリーデザイナー、男)
・今の自分は社会の役に立っているのか、悶々としていました(外食産業、女)
・何のために働くのか、このことを昨年あたりから考えるようになっていました(広告業、男)
このような背景から社会貢献をし、働きがい、生きがいを見つけようとする姿勢は理解できます。
しかし、田坂先生のご指摘のように、本来なら、プロボノではなく、通常の仕事で働きがい、生きがいを見つけられるべきですね。プロボノが逃避であってはなりませんね。
先日、働く喜びの国際比較調査の記事を投稿しました。日本は23カ国中22位でした。