スウェーデンの人材コンサルタント企業Manpowerが、FIKA (同僚と一緒にとるコーヒーブレイク)についてスウェーデンとノルウェーで調査を行い、15日に結果が公表されました。
上のグラフはFIKAが左から仕事の効率を上げる、下げる、影響は無い、と答えた人の比率です。(スウェーデンが濃い棒、ノルウェーが薄い棒。調査は9月に実施され、8256人のスウェーデン人と 4573人のノルウェー人が回答した)
FIKAは仕事の効率を上げる、と答えた人が多い。
スウェーデンでは3割の回答者が毎日2回同僚と一緒にFIKAをとっています。
年齢別では若い世代より高齢世代、地域別では北部スウェーデン、性別では男性の方がFIKA好きとの結果が出ています。
最近日本でブーム的なワールド・カフェですが、スウェーデンなど北欧ではまだあまり一般的ではありません。
その一因がFIKAかもしれない、と思うようになりました。
つまり、北欧では毎日FIKAでワールド・カフェ的な自由な意見交換をしているので、特別にワールド・カフェを開催する必要がないのかもしれません。
14日のワールド・カフェでは、〈ふだんの職場における自由なコミュニケーション、意見交換の機会が少ない〉ことが話題に上っていました。たとえば、隣に座っている人への指示もメールで送る同僚がいるとか。
だからこそ日本でワールド・カフェの人気が急上昇しているのもしれません。
日本の職場でもFIKAカフェを毎日やればよいのかも。