昨年9月に赴任された渡邊芳樹・スウェーデン大使を囲む会が北方圏センターで開催された。
大使は岩見沢ご出身の道産子。北海道とスウェーデンの交流の一層の高まりが期待されます。
今日は大使のスウェーデンの最新事情のレクチャーの後、スウェーデン関係団体等から交流の現状についてのブリーフィングが行われ、大使から貴重なコメントを頂けた。今後の交流の展開が期待されます。
大使のスウェーデン最新事情は短時間でしたが、大変興味深いものでした。
20数年前の大使の前回の駐在時と比べて、自由、平等、人権、民主主義、オープンな社会、など変わらない理念はある、とのこと。
政治面では、社会民主党が2度連続して総選挙に敗れた。キーワードは〈連帯、平等〉から〈信頼、責任〉に変わってきている。
経済面では、AstraZeneca, Sony Ericsson, Volvoなどは絶好調、住宅バブル、EUを利用し尽くした投資+輸出、などでクローナも高く、財政的にも余裕がある。
次回の大使訪道の折にはぜひさらに詳しくお話を伺いたいものです。