北海道社会的企業・起業プランコンペの昨年の第1次募集で採択された方の現況報告会がありました。このスキームでは最高300万円の起業支援金が支給されます。
127名の応募者から12名が選ばれました。内訳は男性7名、女性5名。20歳代2名、30歳代3名、40歳代4名、50歳代2名、60歳代1名。札幌を事業(雇用創出)対象地域に含む案件は4つです。
採択された以下のプロジェクトの概要はこちらからダウンロード出来ます。
〈地域の課題を『宝』に変える社会起業家〉たちは、ジェンダー、年齢、地域に関係なく、全道におられることは大変力強く、期待が高まります。
もちろん採択者のすべてが順調、という訳ではありませんでした。
たとえば問題の一つは、絶対〈これで行く〉という最終決断が未だ出来ない、ということのようでした。
しかし、人生では決断を迫られる時期は必ずありますね。社会起業されて万一うまく行かなくとも、その後の長い人生にはきっとプラスの経験になる、と私は確信しています。
今月には第2次募集の採択者が決まります。新たな社会起業家の誕生です。4月頃には第3次募集もあります。〈地域の課題を『宝』に変え、北海道を元気にしたい社会起業家〉集合!!
---北海道社会的企業・起業プランコンペ第一次採択者の事業名---
・北海道発 規格外の有機野菜を活用したドックフードの開発と販売 (30代男性)
・オホーツク・特別支援学校修学旅行受け入れ起業プロジェクト (60代男性)
・“Visit Otaru プロジェクト”外国人観光客ビジネスを起点とする地域経済と雇用のボトムアップ (40代男性)
・失語症の言語レッスン (40代女性)
・アレルギー過敏症患者のための安心・安全な家具 (40代男性)
・小規模多機能大衆浴場・「黄金湯」蘇り事業 (50代女性)
・スポーツ自転車(ロードバイク等)でめぐる北海道体験型観光事業 (20代女性)
・サッポロ服飾工房プロジェクト Sapporo Designer Shop (20代男性)
・農山村地域における子供たちの居場所作り (40代男性)
・稚内あきない事業 (空き店舗、空き住宅、空き地、空き屋上の活用)(30代男性)
・道北健康人プロジェクト (30代女性)
・市民参加型「どこでもシアター」事業 (50代女性)