映画「幸せの経済学」を試写会で観ました。
グローバリゼーションの問題点を指摘し対局としてのローカリゼーションの可能性を提案する明確なメッセージです。
同時にグローバリゼーションへの反論に対しては異論を持つ方も多いでしょう。
少なくともこの映画を観たあと〈無関心ではいられない〉内容です。
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政府の復興構想会議で哲学者の梅原猛氏は以下のような発言をされたという。
この災害は天災であり、人災であり、文明災。
原発で生活が豊かになったが、その文明が裁かれている。
この裁きに対してどう答えを出すか。
文明は利他的なものに変わらないといけない。
〈幸せの経済学〉は裁かれている文明に対して答えを出すヒントを与えてくれます。
5-22(日)の札幌の自主上映会はまだ少し残席があります。ぜひご参加下さい。そして23日のワールド・カフェで幸せについて意見交換しましょう。
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映画「幸せの経済学」の自主上映会 in 札幌の開催が決まりました。詳細は以下のとおりです。
5/23(月)午後に札幌プリンスホテルで開催されるワールド・カフェの関連イベントです。両方ともテーマは〈幸せ〉。 日本が未曾有の危機に襲われている今、本当に大切なこと、本当の幸せ、これからの生き方について、スウェーデン人と一緒にダイアログしてみませんか。
映画「幸せの経済学」自主上映会の概要
・ 日時 2011年5月22日(日) 13.15-14.45
・場所 かでる2・7 (1030会議室) 札幌市中央区北2西7
・主催 映画「幸せの経済学」自主上映会in札幌
・共催 (社)北方圏センター、(財)スウェーデン交流センター
・後援 北海道スウェーデン協会、ホイスコーレ札幌
・入場料 200円 (先着63名)
・申込先 スウェーデン交流センター ☎ 0133-26-2360 swedcent@aioros.ocn.ne.jp
映画「幸せの経済学」
あなたは、「豊かさ」や「幸せ」をどんなものさしではかりますか?
お金を持っていることでしょうか。便利で、快適な暮らしを送ることでしょうか。
スウェーデン人の監督ヘレナ・ノーバーグ・ホッジさんは、その解決の糸口として「グローバリゼーション」と対局にある「ローカリゼーション」を提案してい きま す。地域の力を取り戻すローカリゼーションの促進が、切り離されてしまった人と人、人と自然とのつながりを取り戻し、地域社会の絆を強めていく、と語りま す。
◆映画概要
【作品名】幸せの経済学(The Economics of Happiness)
【HP】日本語: http://www.shiawaseno.net/
English: http://www.theeconomicsofhappiness.org/
【制作年】2010年 【時間】68分
【プロデューサー】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ(ISECの代表者)
【監督】ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、スティーブン・ゴーリック、ジョン・ページ
【制作】The International Society for Ecology and Culture (ISEC)