米「タイム」誌のシニアライターの著者が2001年の9・11テロや2005年のハリケーン「カトリーナ」で生き残った人たちにインタビューした本だ。
非常時には脳の機能は停止してしまい、普段からの訓練・シミュレーションの重要性を説いている。
NYCのワールド・トレード・センター南タワー22階のモルガン・スタンレー社では、警備主任が8年間毎年退避訓練を強要した。9・11テロでは、同社の社員は「魔法をかけられたように」退避し、ほぼ全員が救助されたという。
そのとおりですね。3・11のような大災害ももちろんですが、緊急時に人を救助する場合もそうだと思います。先日受講した救急講習でもそれを実感しました。