米国女子サッカーナショナルチームの監督でスウェーデン人のPia Sundhageさんがスウェーデンのバカンスシーズンの人気ラジオ番組Sommar i P1に26日に登場した。
Piaさんはスウェーデンのナショナルチームに146回出場、米国チームの監督としては2008年の北京五輪で金メダルを獲得した。
なでしこジャパンとのワールドカップの決勝戦で敗れたことについては、「何度も勝ったと思ったのに」と悔しさを露にしている。
Piaさんはスウェーデン南西部のUlricehamn出身。小さい時からサッカーが好きで、男の子と一緒にプレーしていた。男の子の試合には出られないので、"Pelle"という名前に偽って出たこともあるそうだ。
自分のコーチ哲学の基礎は子ども時代に築かれたという。
サッカーはチームプレイ。チームの他のメンバーを尊敬しお互いを高めあって初めて結果が出る。Piaさんの両親は3人の兄妹を平等に扱い、相互の尊敬、信頼、連帯感が育った。
両親はとくにサッカーに興味があった訳ではないが、練習から家に帰ると、必ず「楽しかった?」と聞いてくれ、ピーアさんはいつも「めちゃ楽しかった(skitroligt)」と答えるのが常だったという。
ピーアさんは「違いを認めてくれた」両親、先生らがいたから今日がある、と述べている。
ピーアさんの米国での契約期間は2012年までだ。