ストックホルムに戻るたびに好調な経済を実感させられる現象の一つは高速道路の渋滞です。
Essingeledenと呼ばれるストックホルムのバイパス的な高速道路は、かつてあまり渋滞を経験することがありませんでした。
しかし、今日では、朝晩のラッシュアワーはもちろんのこと、朝早い時間帯ですら混雑が珍しくないようです。
一日の交通量の統計を探してみると、下のように増加しています。
97/98年 121000台
2008年 160000台
ストックホルムでは2007年8月から渋滞税が恒常的に導入されました。6.30-18.30の間、都心に乗り入れるクルマは 10-20 SEK 課税されますが、Essingeledenを通過する場合は渋滞税は課税されません。
Essingeledenの現在の状況はウェブカメラでこちらのサイトで確認出来ます。
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経済成長を実感させるもう一つの指標は不動産価格の高騰でした。
しかし、今年の夏の欧米経済の低迷で、スウェーデンでも長く続いた不動産バブルは終焉し、価格は下降し始めているようです。