スウェーデンを旅行中、息子に体罰を加えたとして起訴されていたイタリア人政治家Giovanni Colasante氏への判決が13日にストックホルムの地方裁判所で言い渡された。
判決は、有罪で、30日x220SEKの罰金。
判決によれば、4人の目撃者が息子の頭の毛を持ち上げた、と証言している。平手打ちについては2人が証言しているが、確認できない。このため罪は髪をつかんだことのみによる量刑である。息子に対して痛みを与えたのは約5秒間、と推定している。Giovanni Colasante氏が拘留され、帰国出来なかったことも量刑に配慮されて罰金刑は免除された。
この事件はイタリアで大きな話題になっているそうです。判決はある意味で両国との関係にも配慮した妥協とも解釈できそうです。
体罰についての文化の違いの衝突の今後をフォローしたいと思います。