あるMLで25年前と昨年の日本航空の入社式を比較した記事(日経2010-9-16夕刊)が話題になっていました。ぜひご覧下さい。
記事の見出しは 〈就職氷河期、個性は封印〉。
以下が私にとっては驚きの写真のキャプションです。
<1986年>服装もそれぞれ。意外に個性的
<現在>ネットで情報収集。スーツ、靴、髪形までそっくり
「多種多様な人材を求めない企業と、個性を表に出せない新入社員。そこから組織の活力は生まれてくるのだろうか」と日経の記事は結んでいます。
この記事を何人かの学生に見せましたが、意外にも〈何が悪い?〉的な反応。若者にとってのKYの意味を垣間みた気がします。
金子みすゞの〈みんな違ってみんないい〉はよく知られていますね。昨日発表された今年の〈ユーキャン新語・流行語大賞〉のトップテンに入った〈こだまでしょうか〉も金子みすゞの作品でした。〈みんな同じでみんないい〉方向に逆行していくなら日本の将来は不安になりますね。
〈創造性教育〉のニーズと重要性を再認識させられます。
皆さんはどうお考えでしょうか。