"Nextopia" by Micael Dahlén

息子が右の本をプレゼントしてくれました。

 

『NEXTOPIA-人生、幸せ、お金』

 

著者のMichael Dahlén氏はストックホルム商科大学の教授(マーケティング、消費者行動)で、弱冠34歳で教授に就任して注目されました。同大学での息子の指導教官でもありました。

 

ダレン教授によれば、NEXTOPIAはわれわれが生きている〈期待社会〉の目標地である。われわれは常に、何度も完璧な明日を目指す。

 

Dahlén氏は満足と幸せを分けている。満足は静止状態だが、幸せは高いエネルギーレベルで、長くは持続しない。(最大で3ヶ月)

 

NEXTOPIAでも幸せは長続きはしないが、何度も幸せを味わうことが出来る。

 

NEXTOPIAのコンセプトについては、賛否両論があるでしょう。目的地のない無限の〈期待社会〉が持続はしないと考える人は私も含めて多いでしょう。その一面、著者の論じるように、期待社会とNEXTOPIAが現実であり、未来に対する唯一の可能性かもしれない。

 

一度息子と一緒にダレン教授とお話してみたいものです。