2007年のUNICEFの先進国における子どもの幸せ度調査で最下位にあったのはイギリス。いじめや家族との時間不足が問題視された。
そこでユニセフは2011年にイギリス、スウェーデン、スペインの3カ国でインタビュー調査を実施した。
調査結果によれば、子どもの幸せの要因は、①幸せな家族との時間、②よい友だちがいること、③することがたくさん、とくにアウトドアであること、と明確であった。
しかしイギリスでは、親が時間がないので、上の要因ではなく、モノを買い与えて解決しようとしている。
調査は、3カ国24家族の観察、そして250人(8-13歳)の子どもへのインタビューの2段階で実施された。
2007年の調査でトップにランクされたのはオランダ。オランダの子どもの幸せの要因は以下にあるとの指摘があります。
・子どもの自主性、選択、自律、違いを認める
・家族の時間を保障する フレキシブルな働き方を認める