LCC(low cost carrier)フォーラム

今日はLCCフォーラム。

 

LCC(ローコストキャリア)は北海道に何をもたらすのか

〜LCCの本格参入は観光振興・経済活性化の起爆剤となり得るか〜

 

北海道にも3月にピーチ・アビエーション、8月にエアアジア・ジャパン、年内にジェットスター・ジャパンのLCCが参入を予定している。

 

ジェットスターグループの片岡優・日本支社長によれば、LCCのシェアは以下のとおり。やはり日本は異質のようですね。

 

欧米                 30%

アジア            20%

オーストラリア 55%

日本                0%

 

野口観光の野口秀夫社長は、2000年頃までの北海道の観光は、団体:個人、道外:道内、代理店経由:直接予約、がそれぞれ7:3の比率であったそうだ。

 

その後有珠山の噴火などで、21世紀の北海道観光のキーワードは、インバウンド(外国人観光客)、個人旅行、ネット予約、の3つに変化したとのこと。

 

私は下のような質問をさせて頂きました。

 

〜LCCの本格参入は観光振興・経済活性化の起爆剤となり得るか〜

が今日のフォーラムのサブタイトルです。起爆剤にする条件の一つは、既存のさまざまな観光振興・経済活性化・地域活性化の施策を集約させることではないでしょうか。LCCを含め、同じベクトルを目指す動きは多いようです。具体例として、23日に発表されたStockholm Strategy 2020を挙げました。

 

これに対して河瀬悟郎教授は〈北海道では地域間競争も必要〉との指摘を頂きました。