左はDr Pasi Sahlbergの新刊"Finnish Lessons: What can the world learn from educational change in Finland?"です。
私は『フィンランドに学ぶ教育と学力』(明石書店、2005)の中の「福祉と経済を両立させる知業時代の教育システム−幼児期から自己効力感を育てる内的起業家精神教育」でもDr Sahlbergの著書のイラストを引用させて頂くなど注目してきました。
Dr Pasi Sahlbergはヘルシンキ大学での教員養成(数学)、フィンランドの教育省、世界銀行などの勤務を経て、現在はDirector General of CIMO (National Centre for International Mobility and Cooperation)として、教育、文化、若者、スポーツ分野での国際協力により、フィンランドの国際化、多様化、創造性およびグローバルな倫理の促進 に従事されているようです。
早速この本を注文しました。
米国Vanderbilt Universityにおける講演、"Finnish Lessons: What can the world learn from educational change in Finland?" (2011.12)によれば、以下のようなフィンランドの教育のポイントを指摘されています。
academic → holistic
standard → personal
competition → community
choice → equity
accountable → responsible