博報堂〈新しい大人文化研究所〉は2月1日に全国の40-60代を対象とする調査結果を公表した。
これによれば、新しい大人世代は、“見た目”が大事。「成熟」よりも「センス」。頑固親父は過去のものになっている、と同研究所は結論づけている。
言われて嬉しい言葉は「若々しい:42.4%」に続き「センスがいい:37.2%」。従来の褒め言葉である「成熟した:8.1%」を大きく上回る。
一方「言われて不愉快な言葉」の1位は「頑固だ:42.5%」。続く第2位は「組織で動く(15.8%)」で、物事への柔軟な対応や個性を重視する新しい大人世代が出現していることが分かる。もはや、“頑固親父”という言葉も人には言い辛い時代、となっているようです。
これを若者の意識と比較すると興味深い。たとえば日本経済新聞が掲載した日本航空の入社式(1986 vs 2010)の様子をかつてメモしましたが、若者は〈みんな同じでみんないい〉とあるべき方向から逆行しているのではないでしょうか?
NIPPONの若者よ、〈新しい大人世代〉に学べ!