スウェーデンの若者(18-24歳)の失業率が高水準で推移している。EUで最も高いのはスペイン(49.6%)、ギリシャ(46.6%)、スウェーデンおよび英国は中程にある(22%)、最も低いのは、ドイツ(8.1%)、オーストリア(8.3%)、オランダ(8.6%)。
DN紙が掲載した、スウェーデンの自治体別の若者の失業率の記事によれば、自治体間の差が大きいのが分かる。
1月の数字で、最も失業率が高いのは、スウェーデン南部のBromölla(34.5%) Ronneby(33.8%)、最低はストックホルム郊外のDanderyd(4.3%)。いずれも2008年と比べると大幅に増加している。失業率が高いのはbruk(ブルーク)と呼ばれる古い産業地域で、産業の構造転換が遅れているため、とDN紙は分析している。