クロサワ映画2011〜笑いにできない恋がある〜
Miss Kurosawa Film 2011: Sometimes love isn't funny
〈森三中〉の黒沢かずこが本人役のラブコメディー。クリスマス・イブ前日に韓国人青年パクに出会った黒沢は、恋愛と仕事、友情の狭間で悩む。女芸人の切ない現実とピュアの心。物語は衝撃の結末に‥‥!?
ほとんどの登場人物が実名で登場、現実が劇中設定の映画シリーズ第2作目。〈女芸人の恋愛〉というおかしみのあるテーマやパッと見の誤解を狙ったタイトルとは裏腹に、中年男性をも涙させるロマ・コメの秀作に仕上がっている。出演者の日常から引用したというセリフにも注目。
〈世界の....〉とは全く関係ありません。監督:渡辺琢
吉本興行については、私は〈面白い恋人〉では大失望しましたが、この映画で少しは持ち直しです。
以下は印象に残ったセリフです。
〈世界一大切なことは愛する人を忘れないこと〉
〈一度幸せになったら。いつでも不幸せになれるから〉
マーガレットと素敵な何か
L'àge de raison
キャリアウーマンのマーガレットは、40歳の誕生日に1通の手紙を受け取る。差出人は7歳の自分。少女時代のつらい記憶を封印してきた彼女は、手紙をきっかけに過去と向き合い、今の自分を見つめ直していく。
監督:Yean Samuell 2010 仏・ベルギー作品
以下は印象に残ったセリフです。
〈ここにいる全員=ビジネスのパートナー=を私はだましていた〉by マーガレット
〈君自身になれ〉by 公証人
〈夢は大きいほどよい。見失う心配がないから。 Oscar Wild〉
愛するあなたへの手紙 作詞作曲: 都 若丸 歌:島倉千代子
あなたにおくるこの手紙
あなたが受け取るこの手紙
*からだをこわしていませんか
自然に笑顔でいられますか
泣いたら泣き止み
次の朝を
精一杯生きてほしい
友達はたくさん出来ますか
本音で話をしていますか
悲しみ喜び落ち葉のように
ふりかかってくるでしょう
一人では誰も生きられず
父母に抱きしめられていた
これからの夢と人生を
少しだけ支えさせて下さい
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