林かづきさんを偲ぶ会。
林さんは1969年6月3日、旭川生まれ。旭川北高、北大法学部、北大大学院を修了後、札幌の出版社、中国の大学で教鞭、総合商社勤務を経て、2007年から江別市議会議員を勤められていた。
私が初めてお会いしたのは、2010年3月24日にニパパ・ハウスで開催された「元気を出そう・北海道」のテーマのワールド・カフェでした。地方自治等の勉強会でご一緒だった酪農学園大の松本懿教授のご紹介でした。
その後、林さんには酪農学園大の私の授業で講義やコメントを度々頂き、学生からも高く評価されていました。
2011年3月13日に開催したEbetsuShift Forumでは、ノーベル賞を受賞された江別在住の鈴木章教授と対談をして頂きました。
2010年10月からはそのフォーラムの準備のために学生と一緒に度々お会いし、お世話になっていました。年末には「体調を崩した」と漏らしておられたのを思い出します。
EbetsuShift Forumが無事終了後、2011年4月には江別市議2期目の再選を果たされ、大きな期待が寄せられていました。
北大病院に入院、手術をされ、フォーラムの実行委員長を務めた山田和樹君とお見舞いに行った時は元気に対応して頂きました。
最後にお会いしたのは、2011年11月末、酪農学園大の授業で幸せについてのワークショップをした時にご参加頂いた時でした。この時は顔色も良く、お元気そうだったのを覚えています。
その後今年になって、電話やメールにも返事が無かったので、一度手紙でも書こうと思っていました。4月9日に議員を辞職され、16日に自宅に戻られたとの話を聞いていました。そして翌17日朝9時40分に永眠されたとのことです。
今日の偲ぶ会で、お話をされた知人友人の皆さんは、「正義感、誠実、勇気、笑顔、まっすぐ、正直、責任感」等々の言葉でお人柄を描写されていました。
私の印象も同じです。それにしても42歳はあまりにも短かすぎました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。