学術誌The Journal of Happiness
Studiesに掲載された下の論文によれば、休暇は健康と幸福感(health and well-being, H&W)に大きな影響があるが、その賞味期限は比較的短いことが明らかにされている。
Vacation (after-) effects on employee health and well-being, and the role of vacation activities, experiences and sleep
Jessica de Bloom, Sabine A. E. Geurts and Michiel A. J. Kompier
この研究では平均23日の休暇をとった54人の健康と幸福感(H&W)について調査された。
H&Wは休暇に入ると急速に上昇し、8日目にピークに達した。
そして仕事に戻ると最初の週に元のレベルに戻った。
〈H&Wは長期夏期休暇の間は上昇するが、その効果は短命である。休暇の体験、楽しみ、リラックス、関心とコントロールが休暇の効果の強さと持続性に大切なようだ。〉と結論している。
健康と幸福感もさることながら、休暇と創造性の相関については一度調べてみたいものです。