Economist Intelligence Unit(EIU)は世界70都市を対象にベスト・シティー・レポートを公表しました。
これは、EIUの既存の住みやすさ指標(Liveability index)に空間指標を加味した指標です。
具体的には、Stability(安定性), Healthcare(ヘルスケア), Culture and Environment(文化と環境), Education(教育), Infrastructure(インフラ)の5つの指標の比重を75%に減らし、6番目の空間指標を25%付加しています。
空間指標はまちの広がりや緑のスペース、地理的な状況(自然資産、分離、接続)、文化資産、公害を含んでいます。
住みやすさ指標(Liveability index)と空間指標を加味した新指標のランクは上のとおりです。
新指標では香港、アムステルダムが1,2位にランクアップしています。
この調査に含まれている日本の都市は大阪(新指標でも3位)と東京(新指標では10位)の2都市で、ベスト10に両市ともランクされています。