UNWTO国連観光機関の年次報告UNWTO Tourism Highlights 2012によれば、2011年の世界の国際観光到着数(宿泊を伴う)総計は前年比4.6%増加し、9億8300万人に達した。
世界全体の国際観光到着数の半数を占めるヨーロッパが伸び率(+6%)、増加実数(2900万人)ともトップであった。国別にみると、上位10カ国は上の表のように、フランス、アメリカ、中国、スペイン、イタリア、トルコ、イギリス、ドイツ、マレーシア、メキシコ。
また多くの国における経済停滞にも拘わらず、国際観光収入の総計は1兆300億ドルで前年比実質3.9%増えた。
日本へのインバウンドの国際観光到着数は東日本大震災等の影響で622万人(-27.8%)、国際観光収入は109億6600万ドル(-16.9%)に減少した。
日本から海外へのアウトバウンド観光客の支出総額は272億ドルで、世界9位。