AERA 10月8日号の〈東大生が選んだ「中小」の企業〉は興味深い記事です。
官僚や大企業ではなく、中小企業やベンチャーを選んだ東大生の理由をルポしている。
この記事で、企業と学生のマッチングを支援しているスローガン社の伊藤豊社長は、〈ハードワーク〉を望む東大生の志向を以下のように分析している。
①大企業への就職は安泰ではない
②将来の〈新御三家〉になる企業を見つけたい
③ブランド力に頼らず自分の価値を高めたい。
AERAは取材した中小企業で働く東大卒の若手社員の共通点として、今の会社を選んだ理由が、〈人生の最大のリスクは、自分が成長できないまま年をとること〉という信念があること、と結んでいる。
だとすれば東大生もなかなかですね。
東大生だけではなく、大学生全体でも中堅・中小企業志向が伸びています。
たとえば、マイナビの2013年卒大学生就職意識調査では、「中堅・中小企業志向」が01年卒以降で最高の59.2%、「大手企業志向」の減少続いています。