〈ローマ法王に米を食べさせた男〉高野誠鮮さん(石川県羽咋市職員)の講演会
〜限界集落を救ったスーパー公務員は何をしたか〜
事前にテレビ番組のビデオを見せてもらっていましたが、ライブの講演はすごい迫力でした。
地域の再生に向けてばく進する高野さんが具体的な経験を交えて熱く語って下さいました。
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ローマ法王や人工衛星によるデータ解析と選別まで駆使した地元米(神子原米)のブランド化
地元農家による直売所の開店
若者を呼び込むための様々な仕掛け−烏帽子親制度、移住者選考面接、大学生の援農合宿
自然栽培実践塾を起点に農業大国フランスへ殴り込み (Japonic農法の拠点づくり)
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最初は痛烈な〈公務員批判〉 ほとんどの公務員は上司の顔を見て働いている。現場を知らない。アントレプレナー精神がない。合議制によって責任が不在となる。石橋を叩いて壊す。基本理念がない。誰も反対しない意見でまとめようとする。 etc etc
今日のお話は日頃のストレスがすべて消滅するようなスカっとする〈新春〉にふさわしい講演で、感動しました。
NIPPONには今、北から南まで高野誠鮮さんが各地に必要です。そのような仕組みづくりを高野さんも考えておられるようで期待したいものです。