北海道新聞夕刊の連載〈私のなかの歴史〉というコーナーに1月22日から16日間連続で支笏湖・丸駒温泉社長の佐々木金治郎さんが登場されています。
1990年3月に旭川のバーサロペットに参加するためにカール16世グスタフ・スウェーデン国王が来道されました。この時に国王が最初にお泊まりになったのが、丸駒温泉でした。
それ以来、丸駒にはスウェーデン関係者を数多くお連れし、すっかりお世話になっています。
私は佐々木金治郎社長の素晴らしいお人柄には毎回ただただ頭が下がる思いです。
〈私のなかの歴史〉の連載を読んで、そのお人柄の背景を垣間みた気がしました。
佐々木さんは次男を生後10日、四男を5歳で亡くされているのです。(2月2日の記事による)
私の母は、子どもを亡くすほど悲しいことはこの世にない、といつも言っていました。
そのような悲しみを乗り越えられたところから、あのような謙虚さが出ているのでしょうか。
スウェーデン国会議員団と一緒に泊まらせて頂いたり、ゼミの卒業生らも全国から集まってくれてお世話になったのもよい思い出です。
姉妹施設レイクサイドヴィラ翠明閣がオープンしてからは、こちらの〈支笏湖フレンチ〉も時々満喫させて頂いています。
丸駒温泉は私にとって四半世紀の北海道における歴史の中でも数多くの貴重な思い出の場所となりました。
写真左は佐々木社長が国王をお迎えされた思い出を語っておられる2月5日の道新の記事。
写真右は国王ご臨席のもとで北海道東海大学(当時)とスウェーデン・ヨーテボリ大学の提携協定の調印式(旭川)の様子です。