Adobe Nordicは北欧4か国(スウェーデン、ノルウェー、デンマーク、フィンランド)の職場における創造性の意識調査をYouGov社に委託して実施し、11日に結果を公表しました。
調査結果によれば、半数以上のスウェーデン人は、職場でもっと創造性が発揮出来たらもっとハッピーだろう、と答えています。同時に、16%は職場で創造性を発揮していない、と答えています。ノルウェー、デンマーク、フィンランドにおける比率は、それぞれ24%, 29%, 17%です。
とくに18-34歳の若年層では、64%のスウェーデン人が職場でもっと創造性が発揮出来たらもっとハッピーだろう、と答えています。
46%のスウェーデン人は職場で創造的なスキルをかなりまたは大いに使っている、と答えています。デンマークでは3人に1人です。
在宅勤務と創造性の関係については、ストックホルムでは22%が在宅勤務は創造性を刺激する、と答えているのに対し、コペンハーゲンでは9%, オスロでは12%, ヘルシンキでは14%と都市によって差がみられます。
Adobe社は先に3人中2人のスウェーデン企業の人事担当者は、義務教育および高校でもっと創造性教育に力を入れるべきと考えている調査結果を発表しています。4人中3人の人事担当者は従業員を採用する際には創造的な考え方が大切だ、と答えています。
今回の調査結果は、北欧の企業でもまだまだ従業員の創造性を活用し、従業員の満足度と国際競争力を同時に向上させるポテンシャルが残っていることを示しています。
調査は2013年5月24-31日に合計4063人(スウェーデン1016人、デンマーク1017人、ノルウェー1015人、フィンランド1015人)に実施されました。