Adobe社が日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの5カ国で成人に対して2012年に実施したインタビュー調査結果によれば、何と日本人が一番クリエイティブ、創造的、とみられています。
日本人自身はアメリカが、アメリカ人はアメリカが一番クリエイティブとみています。イギリス、フランス、ドイツでは日本が一番クリエイティブとみています。
5カ国の首都でどこが一番クリエイティブかとの質問では、東京がトップ(30%)、ニューヨーク(21%)を抜いています。
これが事実かどうかははなはだ疑問です。しかし、少なくとも日本のイメージとしてはポジティブに捉えられている点は評価し、活用すべきでしょう。
この調査は2012年3月30日-4月9日に実施され、各国でそれぞれ1000人、合計5000人から回答を得ました。
Adobeが北欧4カ国で2012年9-11月に実施した学校における創造性に関する調査では、企業の人事担当者に対して採用時に重視する創造性のスキルについても聞いています。結果は図のとおりで、デンマーク、ノルウェー、フィンランドでは創造的問題解決能力が、スウェーデンでは創造的思考、新たなアイデアを生み出す能力が重視されています。