ストックホルムで驚くことの一つは地下鉄、電車、都心の路上でよくみかける〈乞食〉です。
DN紙によれば、彼らはルーマニアのArges地方のジプシー。ルーマニアは2007年にEUに加盟したので、ルーマニア人はビザなしで自由にスウェーデンに滞在し、仕事もできます。
ストックホルム南の郊外Högdalenの市有地にジプシーは不法に占拠して、テント、キャンピングカーなどで住んできました。
ストックホルム市は今日4回目の差し押さえ、強制立ち退き処分をしました。
ルーマニア人がスウェーデンに居ること自体は不法ではないので、ストックホルム市は別の住む場所を探す努力をする、とAnna König Jerlmyr助役はDN紙のインタビューで答えています。
EUの国際化はスウェーデンにも実に様々な対応を迫っています。