日本から海外への留学生の減少が話題になっています。
文部科学省の統計をみると、2010年で58.060人、ピークの2004年と比べると3割減。1990年代半ばの水準に戻っています。
日本人留学生の主な留学先は、アメリカ、中国、イギリス、オーストラリア、台湾、ドイツ、カナダ、フランス、韓国、ニュージーランドなど。
一方スウェーデンからの海外への留学生は毎年増えています。
2011年度(2012年6月まで)で27657人、5年間で18%増えています。
スウェーデン人大学生の主な留学先は、アメリカ、イギリス、デンマーク、オーストラリア、フランス、スペイン、ポーランド、ドイツ、ノルウェー、中国、そして日本(11位)。
まず人口比(一万人あたり)で留学生数を比較すると日本が4.56人 、スウェーデンが28.77人とスウェーデンが日本の6倍以上です。
スウェーデンの大学生の留学先には、近隣の北欧諸国やポーランドなどが入っていますが、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏、フランス、ドイツ、中国など日本と共通の国も多くみられます。留学先としての人気にはかなり共通性もあるようです。
スウェーデン人の留学先として日本は11位。ここ数年中国と競っている状況です。