垣間みたスウェーデンの医療・介護の現場から③

脳卒中のリハビリが終わり、義母は16日に退院しました。

 

入院中に病院で行われたケアプラニングは満足していたのですが、現実は全く別のようです。

16日には配食サービスはされず、ホームヘルプも15分ほど立ち会うだけ。もちろんわれわれが食事や買い物の手伝いをしましたが、親戚などが居ない方ならどうなっていたのか心配になります。

 

ストックホルムの市役所はホームヘルプサービスの企業(アテンド社)に新たな介護サービスプランを13日に発注しています。

しかし、16日にアテンド社に電話すると、〈担当者は水曜まで不在、新たなサービスプランのことは分からない〉という応え。

 

病院と訪問介護、プライマリーケアの連絡も不十分なようです。

 

日本なら問題があればすぐにクレームを入れるところでしょうが、スウェーデン人は〈医療は無料または無料に近いサービス〉なのでクレームも入れないのでしょうか。介護サービスについては、義母の場合、月1300SEK(約2万円)の自己負担があります。

 

新たな介護サービスが軌道に乗るまでには時間がかかりそうです。