今朝のDagens Nyheterで気になった3つの記事です。
経済犯罪調査機関(Ekobrottsmyndigheten)の新任の管理職Maria Lönegård氏は前職で8年間無料の駐車スペースを申告していなかったことをDN紙は暴露。今朝の記事で同氏の辞職が報じられています。
Maria Lönegård氏の前職はストックホルムの警察の管理職。Kungsholmenの警察の駐車場に専用のスペースが与えられていたとのことです。このスペースの費用は年3万クローナで、フリンジベネフィット(給与以外の経済的利益)として確定申告すべきものとのこと。
日本の感覚からすると厳しいですね。
スウェーデン北部Krokomコミューンの社会福祉部の2人の管理職は、部下が自殺したことの責任を問われ、5万クローナ、2万3千クローナの罰金の判決が出ました。
判決によれば、管理職は職場における労働環境について責任があります。具体的にはよい労働環境をつくり、よくない労働環境を予防するために計画し、管理する責任があり、2人の管理職は労働環境法に違反した、という内容です。
管理職の責任について画期的な判決として注目されています。
スウェーデン中央統計局(SCB)によれば、2013年末のスウェーデンの人口は9.644 864 人で前年比 88.971人の増加でした。
これは1946年以来の増加数とのことです。スウェーデンは人口増加社会です。