急増するスウェーデンの〈相対的貧困〉層

OECDのレポート〈Devided We Stand- why inequality keeps rising〉(2013-05-15)によれば、スウェーデンにおける相対的貧困層の増加が著しい。相対的貧困とはその国のメディアン所得の半分以下の所得層のことです。

 

1996-2011の間に3.7%から9.1%にまで増加しています。

 

SCB(スウェーデン中央統計局)によれば、失業者、病気欠勤者、早期年金受給者の中で〈相対的貧困者=ここではメディアン所得の60%以下と定義されています〉は2004は10.3%でしたが2012年には30.2%に3倍にも増加しています。

 

9月14日の総選挙に向けてさまざまな議論に発展しそうです。