スイスで2月9日に実施された移民制限に関する国民投票で、賛成多数となり、今後法律で国籍ごとに移民数の枠を決めることになりました。
24日のSvenska Dagbladet紙は、93.6%の住民が移民制限に賛成の投票をしたアルプスのHorrenbachの村民の声をレポートしています。
〈移民制限の声を誇りに思う〉という見出しの記事で住民は〈毎年8万人もの移民を受け入れています。2007年にEUとの人の移動の自由協定が締結されてから移民は急増し、スイスの住民の23%は外国人、欧州で2番目です〉との意見を述べています。
EUの中でも残念ながら移民反対の声が高まっている国も多くあります。
〈人、モノ、お金、サービスの自由な移動〉という大きな理想に向けて動いているヨーロッパのは必ずしも順風ではないようです。